ハードディスクのパーテーション 利点
最近のパソコンに搭載されているハードディスクは500G程度の容量のものが多くなってきました。
こういった大容量の記録領域は、動画の保存でもしない限り連続している必要はなく、領域を分割する事でパソコンの使い勝手を向上させる事が可能になります。
こういった作業をパーテーション分割といいます。
パーテーションとは、一般的な用語では事務所の空間の仕切りの事です。
ハードディスクの場合もこれと同じで、連続している領域を複数の領域に分割します。
ハードディスクの領域を分割する事で大きく2つの利点が生まれます。
○ファイルの管理がしやすくなる。
分割したそれぞれの領域に意味を持たせる事で保存されているファイルが探しやすくなります。
例えば、Dドライブは請求書、Eドライブは納品書、Fドライブはデジカメ写真といった要領です。
このようにすればデフラグ作業も楽になります。
○システムドライブへのアクセスを低減する。
システムドライブとはOS,つまりWindowsやMacが格納されている領域で、Windowsなら通常はCドライブにあります。
このドライブにデータを全て保存するとファイル領域が大きくなってシステムへのアクセス速度が低下する可能性があります。
また、ファイルの連続性が失われる原因にもなります。
データ領域を別にする事でこういった問題が発生しににくなります。
パーテーション分割方法
次にハードディスクにパーテーションを作る方法です。
富士通、NEC、SONYなどのメーカー製のパソコンは、出荷時にあらかじめパーテーション分割されているため注文の際に希望するパーテーションにする事ができません。
高度な知識があれば納入された後で希望する容量に再分割する事は不可能ではありませんが、そういった作業をする事で改造とみなされ保証の対象外になる可能性があります。
次に直販のパソコン、つまりデルやHP,EPSONなどは注文時に部品の交換やパーテーションの容量を指定する事が可能です。
ただし、自由に指定できる訳ではなく、2つのパターンのどちらかを選ぶという場合が多いです。
パーテーション分割は通常はOSのインストールの再に指定します。
ですからこれを自由に指定したいのであればOSのインストール作業自体を自分で行う必要があります。
最も理想的なのはパーツを購入して自分で作る"自作"という事になります。
現在使っているパソコンに内臓されているHDDのパーティションを変更したい場合は専用のソフトを使用します。
パーティションマジックというのがそれです。
このソフトを使えばHDDをフォーマットする事なくパーティションを再設定する事が可能になります。
但し、ソフトですから誤動作などによってデータを失う危険性は常にあります。
このソフトは同等のものがフリーソフトとして公開されていますので英語版でも構わなければ必ずしも購入する必要はありません。
ハードディスクのパーテーションはパソコンを使いやすくする大きな要素ですので、自分の希望するように設定しておきたいものですね。